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印刷の話をしますが何か…

第10回 紙材の話をしますが何か…

今回は久し振りに紙の話をしませんか。

Oさんの0

Kさんの0

紙は色々な用途で使用されてますね。

身近なものでは?

Oさんの0

Kさんの0

コピー用紙、チラシ、はがき、お菓子を入れる箱、そしてそれを包装する紙等です。薄いのもあれば厚いものもありますね。

コピー用紙の厚さが約0.1㎜、官製はがきなどは約0.2㎜。ティシュペーパーの箱なら約0.4㎜などです。

Oさんの0

Kさんの驚く顔

柔らかい紙もあれば硬い紙もありますよね。

その通りですね。ふんわりで厚い紙もあれば、硬くて薄い紙などもあります。

Oさんのドヤ顔

Kさんの0

だから、紙を触っていて厚いのに柔らかく感じたり、薄いのに硬く感じたりするのですね。

そうですね。手で紙を破ったり、折ったりしたことありますよね。

Oさんのドヤ顔

Kさんの困り顔

数枚なら手でも簡単に破ることが出来ますが、数十枚重なっていたなら硬く丈夫で破ることが困難ですよね。

そうですね。しかし、数百頁位ある電話帳を簡単に手で破る事も出来るんですよ。

Oさんの驚く顔

Kさんの困り顔

それはどうしてですか?

紙を抄造するとき、植物繊維の方向に紙の流れ目が出来ます。

Oさんの0

Kさんのしらけ顔

紙の流れ目とは何ですか。

紙の原料の繊維がワイヤー上で高速に脱水されながら進んでいきます。繊維が進行方向に沿って流れることで紙の流れ目が出来ます。

Oさんのドヤ顔

Kさんの困り顔

と、いうことは?

紙の目に沿って折ると紙は簡単に折れますし、また、簡単に裂けるのです。

Oさんの驚く顔

Kさんの驚く顔

だから、電話帳も目に沿って裂けば破れやすいのですね。

その逆もあります。

Oさんの困り顔

Kさんの驚く顔

それは、どういう事ですか。

セルロースナノファイバー(CNF)という言葉を聞いたことありますか。

Oさんの0

Kさんのしらけ顔

紙と同じパルプ(植物繊維)を使用しています。

Oさんの0

Kさんのしらけ顔

しかし、硬いんですよね。

超簡単に説明すると、この植物繊維をナノサイズまで細かくほぐし固めることで鋼鉄の約10倍に相当する強さになります。

Oさんの驚く顔

Kさんの驚く顔

すごいですね。

現在のところは、各企業や研究機関で開発が進んでいる状態です。

Oさんのドヤ顔

Kさんのドヤ顔

興味深い話有り難うございました。