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印刷DTP勉強部屋

2008年6月 第22回 データ形式

前回お話しした画像形式というのは、画像の特徴の説明でしたが、皆さんになじみ深いのは、データ形式だと思います。ここでいうデータ形式とは、ファイルフォーマットのことです。ファイルフォーマットというのは、コンピュータ上で利用するファイルの保存形式であり、使用するソフトによって、その形式は様々です。

OSやアプリケーションによって独自のファイルフォーマットがあり、そのアプリケーションを使わないと扱えないフォーマットや、さまざまなアプリケーションで扱える標準的なフォーマットがあります。ファイル名の後の「.」(ドット)区切られ、その後ろの3~4文字の事を拡張子といいますが、その拡張子でフォーマットを識別することもできます。そのため、よく拡張子を読んで何形式と呼ぶことが一般的です。

今回はDTPでよく使用する、画像フォーマットの分類についてご紹介したいと思います。

○OSが持つフォーマット
PICT(ピクト、Macの静止画像フォーマット)、WMF(ダブリューエムエフ、Windowsの静止画像フォーマット)など
○アプリケーションソフトの独自フォーマット
PSD(ピーエスディー、Adobe社のPhotoshop形式)、AI(エーアイ、Adobe社のIllustrator形式)など
○出力など最終仕様に合わせたフォーマット
EPS(イーピーエス、Adobe社の印刷用ポストスクリプト形式のテキストファイル)、PDF(ピーディーエフ、Adobe社のAcrobat形式のレイアウトデータ)など
○情報通信用などの規格フォーマット
JPEG(ジェイペグ、非可逆圧縮されたフルカラー画像ファイル)、GIF(ジフ、可逆圧縮された256色以下の画像ファイル)など

一般的に、主なWEBブラウザが対応している画像形式には「GIF」「JPEG」「PNG」等がありますので、この辺はよくご覧になられたことがあると思います。すべてラスタ画像を採用しているので、そこからダウンロードしてきた画像は、拡大すると解像度が低くなり、印刷すると荒く見えてしまいます。逆に解像度を高くすると、データサイズが大きくなります。扱えるソフトも多くあり、JPEG等は、デジタルカメラ等で使われているのもあって、今や写真画像形式の標準となっています。

他にも様々なデータ形式があり、それぞれある目的のために開発されたものです。このデータは何形式かが分かると、それを扱うにはどのソフトが必要か分かってきます。簡単に見分けるのに拡張子を表示すると分かりやすいと思いますので、少しでも知っていると役に立つかと思います。

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