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印刷DTP勉強部屋

2008年8月 第24回 限りある印刷媒体資源

さて、データ関連のお話が続きましたが、今回は私たち印刷会社だけではなく、日本全国いろいろな業界に影響を与えている、原材料の価格高騰について書きたいと思います。

ほぼ全ての原材料の元となっている、石油の価格があがり、それに伴い何でもかんでも値上げという世の中になっています。私たち印刷会社でいう原材料とは、まさに印刷媒体である、紙やポリ、ビニールです。紙の値上げの理由は原材料の木材チップや重油などの世界的な需要が高まっての価格高騰からです。

さすがにここまで原材料価格が上がりますと、企業努力の限度を超えてしまうものも出てきてしまいます。お客様には大変申し訳ありませんが、何卒ご理解頂ければと思います。

しかし、この原材料価格高騰はこれからの世界規模での資源減少を意識させ、石油、木材に頼りすぎの産業構造が変わるチャンスなのかもしれません。私は時折使用した紙を見て、この紙はあと何回再生されるのかなと考える時があります。個人情報保護から紙の廃棄には注意をしていますが、内容が機密情報でなければ、できるだけシュレッダーをせずに、再生利用しやすいように廃棄しています。

私たちは、紙、ポリ、ビニールを利用して製品にする業態ですので、廃棄する量も多いかと思います。私たち自身が意識していかないといけません。地球環境を守るにはあまりにも小さなことかもしれませんが、古紙、ポリ、ビニールの再生管理を確立させて、産業廃棄物をできるだけ減らす事も大切な一歩だと思い、取り組んでいます。私たち小さな印刷会社に何ができるかは分かりませんが、企業を経営していくにあたり、そしてまた生活をしていくのに、今一度資源の有限を考える事が必要なのだと思います。

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