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印刷DTP勉強部屋

2009年10月 第38回 デザイン制作

皆様はデザインと聞いてどのようなものをイメージされるでしょうか。世の中には非常にたくさんのデザインされたものがあります。チラシ、ポスター、ハガキ、看板、書籍、箱、包装紙、手提げ袋、菓子袋、包装フィルム、建築物等の不動産もあります。色々な人がそのデザインされたものを見て、実に様々な印象を受けます。ある人はそのデザインを見て元気になれたり、またある人は昔を思い出したり、気持ちが高ぶったり落ち着いたりと、同じデザインを見ても感じる事は別々であったりします。カラーリングやレイアウト、文字の種類によって人がどう感じやすいかの大枠の部分はありますが、細かい部分はやはり個々の感性によるところがあります。

なぜ人によって感じ方が違うのでしょうか。そこがデザイン感性の面白さでもあると思います。感性は人の生きてきた環境によって左右されるといいます。また、感性は成長するので磨く事もできます。長い間色々なものを見てきた年配の人と同じものばかりを見てきた若い人では当然その感性に違いが出ます。デザインには確実にそのデザインを見て感じてもらいたい人がいて、感じてもらいたいメッセージがあります。そのターゲットの心をしっかりと掴む事ができるデザインが一番良いデザインになるのだと思います。

デザインを考える時に大切な事は、特に見てもらいたい人の性別、年齢、性格、生活スタイルなど、多くの要素がある方が絞りやすいと思います。また、そのデザインを見てどう感じてもらいたいかも大切な要素です。ターゲットと目的がはっきりしていますと、より具体的なデザインを作りやすいと思います。

また、デザインと聞いて印象や雰囲気を重視したものが表に出がちですが、見た人がこのデザインの重要な部分がひと目見てすぐに分かって、見やすい、読みやすいという事も大切です。訴求、印象、報告、案内、理解など、目的によって何を重視しなければいけないか。いろいろな要素が絡み合ってデザインができているのですね。

デザインに一方的な基準はありません。お客様の要望をお聞きし、感性を交え、デザイナーがイメージして作るものと共有した時に本当に良いデザインのものができるのだと思います。お客様とのイメージの共有は私達営業マンにとっては必須の課題です。また自分自身いろいろなデザインを見て、感性を磨くために、何気ない生活の中で観察力を高めていきたいと思います。

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