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印刷DTP勉強部屋

2009年11月 第39回 広告媒体

今回は宣伝活動の一種である、広告で利用する媒体・ツールについて書きたいと思います。

まず広告とはどういうものかですが、広く世の中に知らせるもので、人々に興味を持ってもらい、自社や商品の宣伝をする事だと思います。そのためのツールとして、形から場所から素材まで様々な手法が存在します。どの手法がより狙いのターゲットに届くかや、予算内に見合うなどの費用対効果が高い事や、どれだけの人数の方に宣伝したいのかが手法を選ぶ最大のポイントとなります。

では主な広告の媒体を紹介してみます。最も影響力が大きい広告媒体の事をマスコミ4媒体と言いまして、新聞・雑誌・テレビ・ラジオの四つの媒体のことを指します。これらは代表的なマス・コミュニケーション手段であり、不特定多数の人々に、大量の情報を伝達することが可能で、その影響力は大きく、時として世論を動かすような、情報操作がなされる可能性がある程強いものです。 また、1990年代後半から普及したウェブサイトが、既存のマスメディアと肩を並べる影響力を持ちつつあります。特にモバイル広告のマーケットは急激に伸びています。

○新聞広告
事件や事故、政治や経済などのニュースを報じるための紙メディアの一種で、文章や写真、図面などが印刷されています。安価に最新の情報を得られ、より伝えたい情報が大きなスペースで取り上げられます。また、掲載費が高いことからその信頼性も高いとされています。新聞広告独特の求人、意見、謝罪、訃報などの広告も載せる事ができます。新聞は多くの図書館で保存されることから、過去の世相をあらわすものとして研究の題材によく取り上げられます。
○雑誌広告
雑誌自体は多くのジャンルがあり、主に冊子の形態をとる事が多いです。定期的に発行されるものや、学術研究誌や官公庁誌等専門性の高い内容のものなど、より多くの内容を掲載する事ができます。主に予算に応じてスペースが決まっていて、大きいスペースやカラー等の色数が多いほど割高になっています。またよく開かれる頁として特殊スペースも割高になっています。常に同じ場所に大きく載せる事でブランドイメージ力を上げる効果もあります。
○テレビ
今や1人に1台と言っても過言ではない程普及しているメディアです。視覚と聴覚を使い、動く映像を見せる事で非常に分かりやすく情報を得る事が可能です。けれどもその分人間の言動に対する影響力はかなり大きく、情報量だけでなく、倫理観や人生観に影響する事もあります。テレビ広告は他のメディアより割高ですが、訴求力と信頼性は非常に高いです。番組にスポンサーとしてつき、番組の合間に映像で流す事ができます。また、他の広告と違い、興味があるなしに関わらず流れているので、より広いターゲットに宣伝する事ができます。地域や時間帯によって視聴率が異なり、それに応じて価格も変わってきます。近年テレビ広告は減少の傾向にあり、その理由として、視聴者のテレビ離れやネット媒体への広告掲載が増えていることが挙げられています。
○ラジオ
電波を使って音声や音楽を不特定多数の人に発信する、聴覚を使う媒体です。何かをしながら聞く事ができるので、職場やカーラジオなどで聴取されることも多く、首都圏では時間帯によってはテレビの視聴率よりもラジオの聴取率が高くなる事もあるようです。近年テレビと同様に減少の傾向にあります。

印刷屋として広告というのは非常に大切な部分です。今月はマスコミ4媒体を簡単に説明させて頂きましたが、これらが減少の傾向にある理由として挙がっております、インターネット広告の拡大。次月はその事について書きたいと思います。

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