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2010年10月 第50回 ソーシャルメディア

先日ある講演でツイッターの話をお聞きしました。色々なメディアがある中、近年非常に注目されている、ソーシャルメディアについて書きたいと思います。

近頃といっても以前からそのもの自体はありましたが、このソーシャルメディアという言葉をよく耳にするようになりました。ソーシャルメディアとは簡単に言うと、誰もが発信できるメディアの事で、基本的には人々の情報発信が作り出すもので、会話や噂、伝言板などから、WEB上での掲示板、ブログ、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)、ツイッターなども含まれます。また、一方的な情報発信ではなく、双方向に発信するやり取りのなかから、新たなつながりや価値、アイデアが生み出されています。

よく比べられている対象として、マスメディアがあります。マスメディアについては以前にも書いていますが、テレビや新聞の事です。マスメディアとの違いは多くあるのですが、簡単に書いてみます。

まず一つ目の違いは、情報量の違いです。マスメディアにおいては、テレビであればチャンネル数は限られていますし、大手新聞も5紙など、情報の入手経路が決まってきます。けれどもソーシャルメディアのインターネット上の情報量は急速に増加し続けており、日々大量に新しい情報が生まれています。手軽に情報を発信できるこのメディアは、その結果、利用者側の選択肢にほぼ制限がありません。

二つ目の違いとしては、情報発信者の広がりがあります。これまでのマスメディアにおいては、情報発信者というのは基本的に企業でした。もちろん、個人がテレビや新聞を通じて情報発信をすることはありますが、そのためには当然テレビや新聞側の企業に選ばれなければいけません。また、多大なコストがかかりますから、情報発信というのは一部の企業に限られていました。ブログやSNSなどのツールの進化、そして低コスト化の進行によって、誰でもほとんど無料に近いコストで世界中に情報発信ができるようになってきています。

また、三つ目の違いとして、一方通行で利用者に情報を配信するマスメディアと異なり、ソーシャルメディアは双方向である点が挙げられます。企業のニュースサイトと個人のブログでは影響力は全く異なりますが、生の声の双方向のやり取りが可能です。これはインターネットの最大の特徴と言えるでしょう。

けれどもその手軽さや第三者の目を通していないという部分が、情報の信頼性に大きく影響しています。信頼できるメディアとしてインターネットは未だにテレビや新聞に劣っていますし、特に個人の発信するブログなどは信頼性があまり高くありません。

企業からの情報を語るのが専門家である記者か、自分に近い立場の一般ユーザかという違いはありますが、マスメディアとソーシャルメディアはどちらが上という事ではなく、お互いがそれぞれ届かない部分を補完できれば、双方のメディアとしての役割はより生きてくるのだと思います。

そんなこんなで私もツイッターを始めてみました。アカウントは下記に掲載していますので、よろしかったらお付き合い下さい。

高畠誠ツイッターアカウント

http://twitter.com/#!/makoto_kyofuji

※参考

日経ビジネス http://business.nikkeibp.co.jp/article/nmg/20080716/165526/

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