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印刷DTP勉強部屋

2010年11月・12月合併号 最終 第51回 これからの自分

皆様こんにちは。

今回は、この若手営業マン印刷DTP勉強部屋も最終号という事で、11月、12月合併号という形で、感想をふまえながら、これからの自分を書いてみたいと思います。長くなりますが、様々な想いを書いていますので、お時間の許す時にご一読して頂ければと思います。

長いもので、51回目となりましたこの勉強部屋。始めた当初は無知な状態からでしたので、第1回から見返すと、本当に色々な事があったなぁと懐かしい思いがこみ上げてきます。

私は2006年に入社して今年で5年目になります。この勉強部屋の初回でも書いていました通り、何も分からないところから始まり、会社の先輩方や、協力業者の方、またお客様から色々な事を教えてもらったり、疑問に思った事を自分で調べたり、そして失敗もしながら、今こうして営業活動をしております。

思い返すと、印刷という名のつく製品から、印刷に関係してそうという製品まで、本当に幅広くご依頼頂く事があり、私自身のノウハウも多方面にわたって学ぶ事ができました。営業最前線では、お客様との打ち合わせではどういう事を話せば良いか、どういう事を知っておかなければいけなかったかなど、打ち合わせ前に考えながら、反省も繰り返し、ご提案できる術を考えておりました。受注業界でありながら、企画から携わらせて頂く事もよくあり、目的と結果を意識して仕事をする事の大切さも知る事ができました。少しでもお客様が喜ぶ事を共感できたと思うと、私というよりも人としての幸福感を感じる事も多くありました。そして、営業活動をする意味をそこに捉え、自分なりに必死に邁進してきました。そんな中で私の基礎となる営業精神は養われたと思うと、そのような大切な出会いに感謝の気持ちでいっぱいです。

この勉強部屋でも興味を持った事やお伝えしたいと思った事を書いてきましたが、ひと月ひと月簡単に分かりやすくまとめていたつもりが、中々深い部分まで行きつかず、苦労した時もありました。けれども、興味ある事柄に対して、思っている事を書いたり、調べた事を自分なりの言葉に変えて書いたりした事も、楽しく学べる時間となっていました。

社内では業務の効率化や情報の保護を考えながら、システム管理をしており、目まぐるしく動く情勢に、スピード化やシステム化を行っていました。環境整備は出来てきていると思っても、新しい問題が出てきては、やり直したり繰り返したりとまだまだ続く事かと思います。それでも少しずつでも強化されていっていると信じて進めていきたいと思います。

また、私は専務取締役に就任させて頂いてから、来年1月で丸1年がたつのですが、経営や社内管理、職場の環境良化、業務フローの効率化など、実際の営業まわり以外の面でも考える事が多くなりましたので、様々な場所へ行って学ばせて頂き、少しずつでも企業成長を意識するようになりました。

私は元々文系専攻だったのですが、コンピュータプログラムに興味を持って勉強した時に、理系の事も多少学ぶ事ができました。コンピュータプログラムを考える時に、結果ありきの方法論という考え方に非常に興味を持ち、目的を達成する為にはどういう方法が一番良いかを考えるようになりました。答えのない問題を考える事と、答えは分かっているけどそこに行き着く方法が分からない問題を考える事とでは、始まりの考え方や視点を変えないと難しい事も知りました。今ではそのどちらもが自分の理屈であり、偏見でもあります。

数年前にある教師からお聞きしたのですが、「常識とはその人の生きてきた経験の偏見である。」という言葉に感銘を受けたのを今でも覚えています。賛否両論あるとは思いますが、色々な人と交流する中で、それだけ視野を広げて考えないといけない事が世の中には沢山あるのだと実感する事もありました。

おこがましくも、よく私は人としての魅力という事を考えるのですが、自分が憧れる人に多く出会い、深く触れ合う事が一番の近道だと思っています。そんな場も今はとても大切な場として、様々な方面で持つ事ができました。

人と人との交流方法からすらも学ぶべき事も多く、深いものがあると思います。夢と現実の狭間にあるもの、人と人との狭間にあるもの、パーソナルスペースやコミュニケーション力、理屈と実践など、たまーにそんな事を考えるのが好きなのですが、何も考えず思ったままの行動に、より自分らしさが出てくるようになり、交流経験を蓄えていく事はまだまだ自己形成につながっていくのだと感じています。

こう考えると、本当に人は一生勉強になるのだなぁとつくづく思います。「完成型って何?」と聞かれると中々答えられそうにないと思います。まだまだ小さい自分と、勝手に大きくなるイメージの整合を考えると、途方に暮れつつも、わくわく楽しみでもあります。それがまた自分と共に、魅力ある会社づくりにつながる事を願っています。

最後になりますが、この4年3ヶ月の勉強部屋をご愛読して頂きました皆様、本当にありがとうございました。若手営業マンの勉強部屋というこの形は終わりますが、また、形を変えて、そして視点も変えて、新たにブログ等を開設して、私自身の学びや経験、活動を書いていきたいと思いますので、これからもよろしくお願い致します。

株式会社京富士印刷 専務取締役 高畠 誠

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